プレスリリース

プレスリリース詳細

~マイタケのメタボリック症候群改善研究成果発表~
新潟薬科大学との共同研究で「マイタケ食物繊維」の肥満予防効果を解明
日本農芸化学会2012年度大会、日本薬学会 第132年会にて発表

平成24年3月22日(木) 株式会社雪国まいたけ

 株式会社雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市/代表取締役:大平喜信)は、マイタケ特有の不溶性食物繊維を多く含む画分(YM-11:まいたけエキス抽出後の成分)が、血中コレステロール濃度を減少させ、さらに血中中性脂肪濃度の上昇を抑制することを動物実験で確認、新潟薬科大学との共同研究の成果として、日本農芸化学会2012年度大会(主催:公益社団法人 日本農芸化学会:京都:3/22~3/26)において発表します。
 このたびの研究は、マイタケから得られる不溶性画分(YM-11)を高脂肪食(W)のみ与えたマウスと、高脂肪食とYM-11(W+YM-11)を与えたマウスの比較実験において、W+YM-11群が内臓重量脂肪重量でW群より低下傾向が見られ、胆汁酸排泄量を増加して、血中コレステロールを低下する作用において有意性が確認できました。
 さらにラットに中性脂肪を経口投与した脂質負荷試験では、YM-11を投与することで血中中性脂肪濃度の上昇を抑制する作用においても有意性を確認できたことから、これらYM-11の機能が肥満予防につながることが示唆されました。
 また、同時期に行ったメタボリック症候群に対する有効性を検証する実験では、ラット(SHR)に通常飼料を与えたもの、YM-11を飼料に5%加えたものをそれぞれ300日間、長期摂取させ、高血圧の状態にあるラットに、その後糖質(グルコース)を投与し調べたところ、YM-11摂取群のラットにおいて血糖値と遊離脂肪酸濃度の値が通常飼料群よりも有意に低く推移することが認められました。この研究成果についても日本薬学会第132年会(主催:公益社団法人日本薬学会:札幌:3/28~3/31)にて発表する予定です。
 当社が2009年に製造に成功したYM-11は、これまでも成人女性60人を被験者とした試験において便通改善作用があることを確認し、2010年の日本食物繊維学会・第15回学術集会にて発表していますが、その際の試験で有意性が見られたYM-11の容量(3.12g)は、生のマイタケに換算すると約80gに相当します。
 以上のことから、当社では今後メタボリック症候群の予防に向けYM-11の健康食品としての商品化を推進し、マイタケが常食化されるよう、様々なメニュー提案を行い、多くの人の健康維持と食生活の改善に寄与すべく一層の研究活動に努めます。

学会発表ダイジェスト

2012年3/22(木) ~3/26(月) 日本農芸化学会 2012年度 京都大会
『マイタケ抽出物摂取によるマウスおよびラットの脂質代謝への影響』
Effects of Maitake(Grifola frondosa)extracts on lipid metabolism in rodents
○川面 香奈1、西田 浩志2、佐藤 浩二3、田中 昭弘1、鈴木 蘭1、佐藤 眞治2、小西 徹也2
(1株式会社雪国まいたけ、2新潟薬大 応生科、3新潟薬大 薬)
○Kana Kawazura1,Hiroshi Nishida2,Koji Sato2,Akihiro Tanaka1,Ran Suzuki1,Shinji Sato2,Tetsuya Konoshi2 (1 YUKIGUNI MAITAKE Co.,Ltd., 2NUPALS)

#
#

語句説明

「胆汁酸」
胆汁酸は、肝細胞で、コレステロールから生成され、胆汁として胆嚢に蓄えられ、脂肪などの食事を摂取すると十二指腸に分泌され、脂肪を吸収しやすくする。また、コレステロールを体外に排出する機能も有する。

「遊離脂肪酸」
遊離脂肪酸とは、脂肪組織の中性脂肪(トリグリセリド)が分解されて血液中に放出され、エネルギーの源として利用される。肥満などが原因で血液中の中性脂肪濃度が高くなるとインスリン抵抗性を惹起する。

問い合わせ先:株式会社 雪国まいたけ
マーケティング部

ページの先頭へ