料理人の手でさらに輝く雪国まいたけ極 白
極のスペシャリテ

四間道レストランMATSUURASHIKEMICHI RESTAURANT MATSUURA

  • 愛知県・名古屋市
  • フランス料理
四間道レストランMATSUURA

INTERVIEW

石垣と町屋が立ち並び、情緒ある町並みが広がる名古屋の四間道(しけみち)。
『四間道レストランMATSUURA』は、三河湾の新鮮な魚介や地元野菜が味わえるフレンチレストランだ。
今回、シェフの松浦さんから『雪国まいたけ極・白』に対する感想や食材へのこだわりを聞いた。

レストランのスペシャリテは、素材の味と色を活かしたテリーヌだ。旬の野菜をたくさん盛り込み、一枚の絵画のように美しく魅せる。月毎にメニューが変わるので、楽しみに通うゲストも多い。
素材にこだわりを持つ松浦さんが、白まいたけを扱ってみて感じたのは意外性だったという。
「香りも味わいもしっかりとしていて驚きました。というのも、一般的なまいたけと違って白かったため、無意識に風味の点で劣るのではと思っていたようです。ですが、味もいいですし、食感もしっかりとあるまいたけですね」
白まいたけを使ってフランスらしい料理で何かできないか。さまざまなメニューを思い浮かべ、松浦さんが閃いたのは意外な料理だった。

見た目は、まるでケーキ。白と黒の2層のクリームが、キャラメリゼされたビスキュイにサンドされ、とても美味しそうな洋菓子に見える。ところが、まいたけを使った立派なオードブルだというから驚きだ。
「フランス菓子にガトーサンマルクという有名なデザートがあります。白と黒のクリームは、チョコやバニラで作られているのですが、白と黒のまいたけでそれぞれ作ってみたら面白いのではないかと思ったんです」
そうして出来上がったのが、『ガトーサンマルクに見立てたまいたけのオードブル』だ。

マッシュルームをペーストにしたシャンピニオンデュクセルのレシピを応用し、刻んだまいたけとエシャロットを白ワインで煮詰め、ピューレ状にする。白まいたけは甘めのポートワインで味付けし、それぞれ旨みを凝縮させたクリームに仕上げた。乾燥させた白まいたけを使ったビスキュイでサンドすれば完成だ。
「白まいたけのクリームと黒まいたけのクリームは、少し味付けを変えているのがポイントです。見た目はケーキなのに、食べてみると『まいたけ!』という感じで面白い、とお客様からは感想をいただいています」
見た目のギャップと、まいたけを活かした味わいが好評だという。
『ガトーサンマルクに見立てたまいたけのオードブル』は、レストランの一部のコースメニューで提供している。

※本内容は2023年10月12日時点での情報です。実際のメニューとは異なる場合がございます。

SHOP DATA

●店名:四間道レストラン MATSUURA

●住所:愛知県名古屋市西区那古野1-36-36

●アクセス:
地下鉄桜通線 国際センター駅 徒歩6分
地下鉄鶴舞線 丸の内駅 徒歩7分

●営業時間:
11:30~14:00(L.O.14:00)
18:00~20:30(L.O.20:30)
※日曜営業

●定休日:月曜日、第3日曜日

●ホームページ:https://r.gnavi.co.jp/gt89fgbr0000/

●電話番号:050-5493-0203

四間道レストランMATSUURA