きのこ全般について

調理するとき、洗ったほうがよいですか?
洗わずにご使用いただけます。
洗うことで、きのこが水っぽくなったり、栄養成分が溶け出しやすくなります。
農薬を使っておりませんし、施設栽培で衛生管理も気を付けておりますので、安心してお使いください。
きのこは、どの部分まで食べられますか?
〈まいたけ〉茶色のカサはもちろん、白い茎の部分も全てお召し上がりいただけます。
〈えりんぎ〉オガが付着している場合は、取り除いてからご利用ください。
〈ぶなしめじ〉石突部をカットし、オガを取り除いてからご利用ください。
消費期限はどれくらいですか?
きのこは、キャベツやトマトといった生鮮野菜と同じ扱いになるため、消費期限はありません。ご購入後は、できるだけ早めにお召し上がりください。
保存方法を教えてください。
生鮮野菜ですので、購入されたら冷蔵庫で保管してください。
使いきれずに余った場合は、ラップで包んだり、ビニール袋に入れるなどして、早めに使い切ってください。
冷凍できますか?
冷凍することもできます。
食べやすい大きさに切ってから、保存用の袋などに入れて冷凍し、1ヵ月ほどを目安にお使いください。使うときは、解凍せずに凍ったままシチューやカレーなどの汁物に使うのがおすすめです。
きのこは生で食べられますか?
必ず加熱調理してお召し上がりください。
生のままですとおなかを壊すことがあります。
また、まいたけの場合「たんぱく質分解酵素」が含まれており、生で食べた場合、口の中がイガイガしたように感じることがあります。
加熱することで酵素の影響はなくなります。
新鮮なきのこの見分け方はありますか?
新鮮なものを見分けるときのポイントです。
〈まいたけ〉 茶色いカサの部分が乾いているように見え、ハリのあるもの
〈えりんぎ〉 茎の部分が白くて硬いもの
〈ぶなしめじ〉 株全体がしっかりとまとまっているもの
白まいたけは、普通のまいたけと何が違いますか?
白まいたけと普通のまいたけでは、栄養価に大きな違いはありません。
白まいたけは、調理したときに、他の食材に色移りしませんので、お料理に合わせてお選びください。
まいたけを茶碗蒸しに入れたのですが、固まらないのはなぜですか?
生のままですと、まいたけに含まれる「たんぱく質分解酵素」の働きにより卵のたんぱく質が分解されるため、茶碗蒸しが固まらなくなってしまいます。
加熱することで酵素の働きは弱まりますので、まいたけを具材として使う場合は、加熱してから入れてください。
まいたけのおススメ調理法を教えてください。
まいたけの栄養素は水溶性のため、調理した際に煮汁として溶け出てしまいます。ですから、煮汁も召し上がれる「鍋物」「味噌汁」「炊込みご飯」などの料理が栄養素を無駄なく摂れるメニューといえます。
また、まいたけは高熱に弱いため、焦げにくい調理法が良いかと思います。
えりんぎのおススメ調理法を教えてください。
縦切り、輪切りによって、歯切れ、歯ごたえが違いますので、お好みのお料理に合わせてお使いください。
なお、えりんぎの繊維は縦に沿っているため、輪切りにした場合、小さなお子様やお年寄りの方にも食べやすくなります。

例えば)
縦切り:炒め物、煮物、汁物、パスタ
輪切り:炒め物、パスタ
ぶなしめじを食べたときに、とても苦いことがあります。
ぶなしめじはもともと苦味成分である「テルペン」を多く含んでいます。
まれに個体差により苦味が強く出てしまうことがありますが、成分自体は、植物に広く存在する物質で、体に害はありません。
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