プレスリリース

プレスリリース詳細

~「雪国まいたけ抽出物」の植物性医薬品としての開発を表明~
台湾バイオライト社*1が「雪国まいたけ抽出物」を用いた植物性医薬品としての開発を開始。
骨髄異形成症候群*2などの難治性血液疾患、および進行性腫瘍(抗がん剤との併用)の疾患が対象。

報道関係者各位

平成25年6月6日(木)

 株式会社雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市/代表取締役:大平喜信)(以下、弊社)と、台湾の医薬品開発会社であるバイオライト社は、雪国まいたけが日、米、中、欧(仏・英・独・伊)で製法特許を有する、食用菌である自社製マイタケから抽出した「雪国まいたけ抽出物」を用いた、台湾および中国における臨床試験実施にかかる契約を締結し、植物性医薬品としての承認取得に向けた共同作業を開始することを発表致します。
 この植物性医薬品としての開発は、同地域内における骨髄異形成症候群の他、進行性腫瘍を対象としており、早期の医薬品としての承認取得により、難治性血液疾患やがん治療の可能性が広がる事への期待がもたれます。


 「雪国まいたけ抽出物」に関する臨床試験は、かねてより弊社が同抽出物を唯一の研究対象として提供する形で、米国ニューヨーク州のメモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center)*3(以下、MSKCC)が2001年より継続して行ってきた細胞および動物試験、臨床研究をさらに発展させる形で、より広範な臨床対象の患者組み入れが可能となる台湾および中国においても実施されるものであります。

 なお、弊社とMSKCCも、MSKCCが保有する「雪国まいたけ抽出物」にかかる研究データ提供に関してのライセンス契約を去る4月に締結しており、MSKCCが弊社とバイオライト社の臨床プロジェクトを学術面で全面的にバックアップすることとなります。
 研究対象疾患としては、MSKCCが2009年以来進めてきている骨髄異形成症候群のほか、進行性腫瘍(抗がん剤との併用を含む)なども候補に挙がっており、複数の疾患を対象とした複合的な研究となる可能性もあります。

 バイオライト社は、弊社から提供を受ける「雪国まいたけ抽出物」の台湾および中国における早期の医薬品としての承認に自信を表明するとともに、臨床試験実施は、中国の提携先との協働実施を視野に、スピーディかつ広範に推進し、台湾、中国での早期の承認取得を目指しており、その先にはアジア諸国での承認取得をも視野においております。
 弊社と致しましては、将来的には、世界各国での展開の可能性もあると期待しております。

弊社社長、大平喜信の本プロジェクトへの抱負

 アメリカでここ10年、粘り強く続けてきた薬理および臨床研究が、世界的な注目を集める中、このような形でバイオライト社との提携合意に達し、その将来性に大きな期待を持っております。
 世界最大のマイタケ栽培会社として、また世界各地の著名な研究機関からその品質の高さと均一性について絶大な信頼を頂いている「雪国まいたけ抽出物」の生産者として、引き続き品質の向上に努めつつ、国際社会に貢献する所存です。

バイオライト社、江会長からの研究開発に向けた所信表明

 マイタケの免疫制御機能にかかるメカニズム解明は、アメリカを中心にかなり進んでおり、「雪国まいたけ抽出物」が現在、中国でも患者数が増えている骨髄異形成症候群のほか、進行性腫瘍に有用な効果を発揮することを期待しており、台湾および中国で医薬品として承認を得た後は、両国での浸透に自信を持っております。
 この医薬品としての承認に向けた臨床試験開始にあたって、雪国まいたけ社は物質提供者として最も信頼に足るパートナーであり、同社のMSKCCとの長年に渡る信頼関係を支援材料としつつ、本プロジェクト推進に全力を傾注致します。


 弊社では、この度の採用で「雪国まいたけ抽出物」により難治性血液疾患やがんの治療法が大きく進展することを強く期待するとともに、今後もまいたけをはじめとする弊社商品を通じて、国民の皆様の健康維持に貢献できるよう、努力して参ります。

*1 バイオライト社(BioLite,Inc.)
設立:2006年2月
住所:台湾 新竹サイエンスパーク内
会長兼最高執行責任者:江 滄□* (T.S.Jiang) *□は、火へんに玄
社長略歴:米国ノースウェスタン大学で博士号を取得。米国、台湾の大学で教授を努めた後に、1996年、台湾で最初のバイオテック会社であるユナイテッド・バイオテック・コーポレーション(United Biotech Corp.)を設立。1998年には、新薬の開発に特化した株式会社サイトヘルス・コーポレーション(PhytoHealth Corp.)を台湾で設立。

*2 骨髄異形成症候群(こつずいいけいせいしょうこうぐん)(不応性貧血)
赤血球、白血球、血小板といった血液細胞(血球)は骨髄の中で造血幹細胞といわれる細胞より作られます。血球の寿命は短いため、骨髄の中では生涯にわたり大量の血球が作り続けられていますが、何らかの理由で十分に血球が作られなくなると、血球減少(貧血、好中球減少、もしくは血小板減少)がおこります。不応性貧血というのは、造血幹細胞に異常が生じ、十分な量の血球を作ることができなくなり、その結果血球減少を起こす病気です。異常な造血幹細胞から作られた血球は、形態も異常となります。このように、造血幹細胞に内在する異常の結果、血球形態にも異常を生じることを異形成と呼びます。最近では、血球形態の異形成と血球減少を認める疾患群ということから、骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome; MDS)という名称が一般的に用いられています。
出典元:難病情報センターホームページ(2013年6月現在)

*3メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center)
1884年に設立された米国/ニューヨークの歴史ある癌センターで、最先端の研究に基づく最新の医療サービスを提供しており、常に世界最高の評価を受けているがんセンターです。

<この件に関するお問い合わせ先>
株式会社 雪国まいたけ
営業本部(マーケティング・広報担当) 森本
TEL 025-778-0133(直通) FAX 025-778-0125

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