お知らせ

~放射性物質検査の新システムを導入~ 店頭、HPでお客様が自らチェック・新しい「雪国まいたけ安全システム」本格稼働開始─9月15日(木)から、当社全生鮮食品対象に─

平成23年9月12日(月)
株式会社雪国まいたけ

株式会社雪国まいたけ(本社:新潟県南魚沼市余川89番地、代表取締役社長:大平喜信)は、製造販売するきのこ類や販売するカット野菜などについて、独自に放射性物質の有無を検査し、その結果をお客様が店頭やHPで自らチェックしていただける「雪国まいたけ安全システム」を9月15日(木)から本格稼働いたします。

当社では、1997年に農薬、重金属などの検査体制を自社内に確立、その後今日にいたるまで検査技術の開発にも注力し、現在では農薬に関しては、きのこ類においては約400種の農薬を一斉分析できることが可能になりました。
今回の「雪国まいたけ安全システム」は、こうした14年間のノウハウの蓄積によって実現するものです。一方、一般消費者に向けては、2008年よりご自宅のパソコンで、または商品についている携帯電話を使ってQRコードからホームページにアクセスし、製品記載の製造番号を入力することで、実際に並んでいる商品と同じサンプルの検査結果をお客様自らご確認いただける「雪国まいたけ安全システム」を本格導入することで、情報開示も積極的に行っております。
今年4月からは、さらに放射性物質の自主検査を行ってまいりましたが、放射性物質に対するお客様のご心配や不安の高まる中、今回、精密な放射性物質検査が可能な米国キャンベラ社のゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置を購入し、独自の厳密な放射性物質の検査を行うことにいたしました。その結果を、従来の農薬検査・重金属検査の結果と合わせて、お客様に公開するのが、新しい「雪国まいたけ安全システム」です。

検査は、きのこ類(まいたけ、えりんぎ、しめじ)、もやし、カット野菜の原料といった当社主力の生鮮食品すべてに対して行います。
検査頻度は、きのこ類、もやしについては包装日ごと、カット野菜については入荷ごとに行い、結果について、逐次当社ウェブサイトに掲載し、お客様が製品の製造番号から検査結果を追跡できるシステムを構築します。

当社では、放射性物質の検査を追加した「雪国まいたけ安全システム」の導入により、当社の製品の安全性をご理解いただき、より安心してお召し上がりいただくことができたらと考えております。詳細は以下の通りです。

「雪国まいたけ安全システム」による当社製品放射性物質検査の概要

製品 きのこ もやし カット野菜

検査対象

  • 魚沼産まいたけ(2品)
  • 五泉産まいたけ
  • 魚沼産白まいたけ
  • 魚沼産えりんぎ
  • 魚沼産しめじ
  • 五泉産しめじ
もやし
  • カット野菜原料となる野菜
  • (全国の出荷組合別で実施)
  • きゃべつ
  • はくさい
  • にんじん
  • にら
検査頻度 包装日ごと 入荷ごと
基準

食品衛生法(昭和22年法律第233号)の規定に基づく
食品中の放射性物質に関する暫定規制値(野菜類)

放射性ヨウ素:2,000 Bq/kg
放射性セシウム:500 Bq/kg

検出限界

131I,134Cs,137Cs 各10~20 Bq/kg
(ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置により測定)

情報公開

当社ウェブサイトで商品のロット番号より結果開示
(現状の農薬、重金属同様)

【きのこ・もやし】

検査は、「製品の包装予定日」、「きのこ(菌株)の種類」、「製造地域」別に実施しています。
栽培中のきのこ(まいたけ、えりんぎ、しめじ)、もやしを、包装予定日3日前に抜き取り、自社内の検査部門にて、包装前に検査結果が出るように実施しています

【カット野菜の原料となる野菜】

検査は、「製造工場への入荷日」、「野菜の種類」、「野菜の産地出荷組合」別に実施しています。
製造工場に入荷した野菜からサンプルを抜き取り、自社内の検査部門にて、カット野菜製造前に検査結果が出るように検査を実施しています。

【加工食品】

3月11日以降に製造しております下記の加工食品につきましては、複数の原材料を使用している事から、最終製品の段階で放射性物質検査を実施しております。

製品 舞茸
ごはんの素
きのこ汁 雪国きのこ
カレー
雪国まいたけが
作った
家族で飲める青汁

検査対象

最終製品
検査頻度 製造日ごと(賞味期限ロットごと)
※但し、2011年3月11日製造分以降
基準

食品衛生法(昭和22年法律第233号)の規定に基づく食品中の放射性物質に関する暫定規制値(野菜類及びその他の食品)

放射性ヨウ素:2,000 Bq/kg
放射性セシウム:500 Bq/kg

検出限界

131I,134Cs,137Cs 各10~20 Bq/kg
(ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置により測定)

情報公開

当社ウェブサイト上での検査結果の公開は行っておりませんが、
最終製品の段階で放射性物質検査を行っております。
検査結果のお問合せについては、個別の検査報告書等にて開示致します。

【納豆製品】

納豆製品につきましては、製造前の原料大豆の段階で放射性物質検査を実施しております。

製品 雪国納豆

検査対象

原料大豆
検査頻度 原料大豆保管倉庫への入庫ごと
基準

食品衛生法(昭和22年法律第233号)の規定に基づく食品中の放射性物質に関する暫定規制値(穀類及びその他の食品)

放射性ヨウ素:2,000 Bq/kg
放射性セシウム:500 Bq/kg

検出限界

131I,134Cs,137Cs 各10~20 Bq/kg
(ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置により測定)

情報公開

当社ウェブサイト上での検査結果の公開は行っておりませんが、
原料大豆の段階で放射性物質検査を行っております。
検査結果のお問合せについては、個別の検査報告書等にて開示致します。

放射性物質検査機器について

当社が放射性物質を測定する際に用いる機器は、フランス原子力庁の基に設立されたAREVA(アレヴァ)グループCOGEMA 社の放射線測定機器総合メーカー、 キャンベラ社(米国コネチカット州メリデン市)が生産し、その100%出資子会社であるキャンベラジャパン株式会社が輸入する、半導体検出器「GCシリーズ」の「GC2020」、「GC2518」の2台です。
国立大学や各都道府県の研究所をはじめとする多くの研究機関で採用されている信頼度の高い検査機器です。

・概要
「GCシリーズ」は非常に純度の高いゲルマニウム結晶を円筒状の形で検出器として使用したもので、ガンマ線スペクトロメータで最良のエネルギー分解能を得られます。
環境汚染、核物理研究、放射性医薬品の純度試験等での定性定量分析には不可欠です。

「GCシリーズ」の画像
ゲルマニウム半導体検出器「GC2020」(米・キャンベラ社製)

ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置による検査の流れ

※ 緊急時における食品の放射能測定マニュアル(平成14年3月 厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)参照

  1. 1. 採取された測定用の試料を細かく刻み、専用の容器に隙間が出ないようしっかり詰めます。この際、試料量を測定し、記録しておきます。
    ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置による検査の流れ1
  2. 2. 環境からの放射線の影響を防止する専用のボックス(鉛遮蔽体)内に試料をセットし、測定を開始します。
    ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置による検査の流れ2
    ※ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置:放射性ヨウ素・セシウムなどから、発生される放射線(γ線)を核種別に高精度に測定できる。
  3. 2. 測定結果とあらかじめ記録していた試料量より、放射性物質濃度(Bq/kg)を算出し、合否を判定します。
    ゲルマニウム半導体検出器・波高分析装置による検査の流れ3

携帯電話からの検査結果表示イメージ

  1. 1.ケータイ番号のバーコードリーダーで製品ラベルに記されているQRコードを読み込み、サイトへアクセス
  2. 2.雪国まいたけ安全システムトップページより「今すぐアクセスする」を選択
  3. 3.画面上部、製品を選択してくださいのプルダウンより調査対象の製品(今回の場合は「雪国まいたけ」)を選択する
携帯電話からの検査結果表示イメージ画像1
  1. 4.画面下部、製品ラベルに印刷されている製造番号または製造年月日を入力する
  2. 5.検査結果画面を確認し、必要に応じ各検査の詳細を確認する
    A.トレーサビリティ検査/B.放射性物質検査/C.残留農薬検査/D.重金属検査(4種)
  3. 6.各検査の詳細を確認する
携帯電話からの検査結果表示イメージ画像2