持続可能な原材料調達

基本的な考え方

雪国まいたけグループは、安全、安心、高品質な商品をお客様にお届けするとともに、お取引先様も含めた多様なステークホルダーにとっての価値を高めることが、企業の社会的責任であると考えています。
サプライチェーン全体で責任ある事業活動を展開するため、お取引先様にもCSR調達へのご協力をご理解いただきながら、「人権・労働」、「環境への配慮」、「腐敗防止」の取り組みを推進していきます。

原材料の持続可能な調達に関する取り組み

森林整備活動「雪国まいたけの森づくり」

きのこ栽培の原料となるオガ粉 (木屑)は、樹齢の高い伐採期を迎えた木や、健康な森の育成のために間伐された木など、森林整備計画により伐採されたものを主に利用しており、間接的ながら持続可能な森林資源の保全と活用に貢献してきました。
一方昨今では、森林の手入れが行き届かず荒廃が進み、水源涵養や山地災害の防止といった本来有する機能が果たされない森林が増えていることが危惧されています。
雪国まいたけでは、2020年9月に南魚沼市ならびに南魚沼森林組合と森づくり活動に関する協定書を締結し、森林整備への取り組みを開始しました。2020年から2025年までの5年間において、所有者である南魚沼市より大原運動公園周辺地域の森林6.3haを提供いただき、健康な森づくりのための除伐や広葉樹の植栽等によって、人と森が共生できる森林公園の整備を行っています。
当社自ら森林資源の保全に寄与することで、事業の持続可能性をさらに高めるとともに、地域社会の課題解決にも貢献していきます。

近隣からのオガ粉調達

雪国まいたけは、物流距離短縮によるオガ粉調達時のCO2排出量削減、および森林資源の保全と活用(地産地消による地元林業の活性化)を目的に、2020年度より当社工場(第4バイオセンター)の所在地である南魚沼市内の生産者から杉オガ粉の調達を開始しました。
2021年度には、当社が使用する杉オガ粉の凡そ3割を、南魚沼市内の生産者から調達しました。これにより、杉オガ粉の物流にかかるCO2排出量を2020年度比で約4.8% 削減しました。
 今後は、より使用量の多い広葉樹オガ粉についても近隣からの調達を検討し、早期の実現を目指します。

「魚沼産きのこ広葉樹供給研究会」への参画

雪国まいたけは、将来にわたって持続可能なオガ粉調達に向けた取り組みとして、新潟県が主催する「魚沼産きのこ広葉樹供給研究会」に参画し、南魚沼市や近隣の林業関係者とともに、森林資源の保全と持続的な活用などについて検討しています。
オガ粉のなかでも使用量の多い広葉樹オガ粉は、現在その多くを新潟県外から調達しています。同研究会は、魚沼地域の広葉樹を活用したオガ粉生産の可能性を研究し、将来的には魚沼地域内での持続可能なオガ粉の生産活動を通じて、森林資源が有する水源涵養などの多面的機能を維持させるとともに、地域振興と林業の活性化を図ることを目的としています。2020年度から2021年度にかけては、先進的な活動をしている他地域の視察や、魚沼地域内での試験的な伐採とオガ粉生産が行われました。今後も同研究会の活動に参画し、魚沼地域での広葉樹オガ粉生産への取り組みに協力していきます。