人権の尊重

方針・戦略

雪国まいたけは「行動指針」において、事業に関わるすべての人々の人権を尊重することを掲げています。
「コンプライアンスマニュアル」では、社員に関する行動規範として、人権尊重、差別、セクシャルハラスメント、パワーハラスメントの禁止を明記し、国籍、人種、信条、宗教、性別、年齢、障害、性的多様性等の差別や嫌がらせのような個人の尊厳を傷つける行為を排除し、人権尊重に努めています。
また、マテリアリティに「人的資本への投資と人権の尊重」を定めています。そのうえで、雪国まいたけの事業では「労働安全衛生」「ハラスメント」「サプライチェーンにおける人権問題」を重要な人権課題と特定しています。そのため、人権に関する重点テーマとして「安全でハラスメントのない職場づくり」、「サプライチェーン全体における人権の保護」を定め、KPIを設定し、継続的に改善に努めています。

体制・ガバナンス・リスク管理

詳細はサステナビリティマネジメント体制をご覧ください。

指標・目標

雪国まいたけは、人権に関する重点テーマとして、「安全でハラスメントのない職場づくり」、「サプライチェーン全体における人権の保護」を定め、以下の指標・目標を定めています。

  範囲 2020年度 2021年度 2022年度 目標
職場アンケート回答率 単体 84.9% 87.9% 77.4% 100%
ハラスメント研修受講率 単体 - - 100% 100%
CSRアンケート回答状況 国内 単体 - 100% 100% -
海外 単体 100% 100% 100% -
サプライヤーの人権保護取り組み状況 単体 100% 100% 100% 100%

※ 差別の撤廃・強制労働・児童労働・法定最低賃金の遵守・適切な労働協約・労働時間の遵守等

取り組み

行動指針の周知

人権をはじめとした雪国まいたけの行動指針について、従業員や取引先を含むすべてのステークホルダーの皆様に共有しています。

人権関連の教育・研修

人権尊重や差別等の禁止などについては、コンプライアンスマニュアルに定め、従業員に周知しています。教育・研修については、毎月1回コンプライアンス通信を発行し、特にパワーハラスメントなどについて従業員に周知しています。またコンプライアンスに関する管理職教育や従業員教育を、すべての従業員を対象に、年1回実施しています。

通報窓口の設置

法令違反や不正行為、ハラスメントなどを未然あるいは早期に把握し、適切かつ迅速な対応をとるために、雪国まいたけおよび子会社の役員・従業員から相談を受け付けるコンプライアンス相談窓口を設置しています。コンプライアンス相談窓口運用細則を定め、相談の事実および相談内容を守秘義務の対象として厳重に管理するとともに、通報したことを理由に通報者が不利益を受けることが一切ないよう運営しています。
2021年度にコンプライアンス相談に寄せられた相談件数は43件でした。このうち、公表を必要とする重要問題の相談はありませんでした。